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アサギマダラプロジェクト
2021.08.17ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメにまつわる神話が残されている記紀の道。
都萬神社から西都原古墳群の御陵墓までのおよそ4kmの道です。
現在この記紀を道を題材にしたドキュメンタリー映画が制作中です。
クラウドファンディングも目標を達成したそうで完成を楽しみにしています。
さて今回は、この記紀の道で行われている新たな取り組みをご紹介します。
それはアサギマダラプロジェクト。
皆さんはアサギマダラをご存じですか?
アサギマダラとは大型で渡りをすることで知られる蝶です。
日本全国に分布していますが、その多くが秋は南西諸島や台湾に南下し、春は繁殖のため高冷地に北上するといわれています。1日に200km移動する個体もいるそうです。
このアサギマダラの飛来地を記紀の道にもつくろうということで、食草となるフジバカマの植栽が妻北地域づくり協議会の皆さんにより行われました。
場所は無戸室前の田んぼで、今年は約200本の苗が植えられました。
フジバカマはキク科の多年生植物で秋の七草として知られています。利尿作用があることから、旧くから漢方にも薬草として用いられていたようですよ。
8月から9月にかけて白や薄紫色の花をつけます。このフジバカマの蜜をアサギマダラは好んでいるようです。
フジバカマは、日本書紀にも登場することから記紀の道とも親和性がありますね。
たくさんのアサギマダラが飛来し、記紀の道の新たな魅力となると良いですね。
(出典:あんべら紙 第31号 妻北地域づくり協議会 発行)
ワンポイントアドバイス
長い長い梅雨を終えましたが、梅雨明けするとまた天候の安定しない日々が続きましたね。
さて、たねダンゴですが、そんな気候も安定しない中、百日草(プロフュージョンジニア)の八重咲きとシングル咲き、一足早くコスモスがしっかりと咲いています。
プランターに植え込んだダンゴからシュンと真っすぐに伸び、沢山の花を咲かせています。ちょっと栄養不足気味の葉の色をしていましたが、天気が良くなると光合成もしっかりしてくれると思いますので、天気も気にしながら見守って行きたいと思います。
(有)黒木農園 黒木 真一
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