• 西都の花の紹介

紫陽花

2019.05.29

雨が多い時期になり、紫陽花が美しい季節になりました。

今回から皆さんに西都の花をナビゲートする黒木真一郎と申します。宜しくお願いします。

西都の紫陽花と言えば杉安峡の紫陽花が有名です。杉安峡は、昔は、日向の嵐山といわれ、夏には屋形船が浮かぶ風光明媚な場所でした。

杉安橋と屋形舟(昭和30年頃)

今でもその時の風情が残っていますので、梅雨時のドライブに杉安峡はいかがでしょうか。

杉安峡の紫陽花(平成30年)

また、西都原でも紫陽花が見られます。第一古墳群の駐車場周辺や、宮崎県立考古博物館周辺は、隠れた紫陽花の名所です。考古博物館で古代の勉強をした帰りに紫陽花を楽しむのはいかがでしょう。

第一古墳群駐車場の紫陽花(令和元年)

日本の昔からの紫陽花は、青系が多いですが、それは日本の土壌が酸性だからです。最近の赤系の紫陽花は、アルカリを好みますので、石灰を撒くと、赤が綺麗に出ます。
最近は、母の日のプレゼントに使うことも多い紫陽花、庭やプランターに植えて、来年に備えてみませんか。

ワンポイントアドバイス

青系の紫陽花と赤系の紫陽花では、使う肥料が違います。青系の紫陽花は、リン酸の少ない肥料を使い、水を多めにやります。赤系の紫陽花には、リン酸の肥料を多めにやり石灰を多めに使います。

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