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霜にご注意

2022.01.18

 謹んで新年のお慶び申し上げます。今年もご愛読宜しくお願い致します。

 昨年11月に植え替えを行ったたねダンゴは順調に成長しています。

 先日の寒波の影響もあって枯れていないか心配していましたが、もともと寒さに強い品種ということもあり、しっかりと耐え、手の平位の大きさになりました。

 この時期になるとよく「霜が降りると花や野菜がやられる」という言葉を耳にします。

 これは、植物の細胞に含まれる水分が霜に接触することで凍結し、膨張して細胞壁を破壊してしまうことで起こっています。

 多肉植物が特に被害を受けやすいのは多く水分を含んでいるからなのです。

 反対に霜に耐える植物もあります。

 タンポポなど耐凍性のある植物は細胞内に糖分やアミノ酸などを蓄えて濃度を上げ、水が氷になる凝固点を下げ凍結を防いでいるのです。

 植物ってすごいですね。

 花の品種によっては霜にやられてしまう可能性もあるので、室内に移動したり、寒冷紗などで覆うなどの対策を行いましょう。

 たねダンゴの成長度はというと、キンセンカやネモフィラの葉も少しずつですがのびはじめています。 

 花芽はこれからですが、しっかりと育ってほしいものです。

 3月には少しずつ花が咲き始めると思いますので、キンセンカのオレンジとネモフィラのブルーの対比が楽しめるでしょう。

 楽しみに成長を見守り続けたいと思います。

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