• 文化・歴史

無戸室

うつむろ

“炎”の中で3人の皇子を出産した産屋跡

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コノハナサクヤヒメが3皇子(ホデリノミコト、ホスセリノミコト、ホオリノミコト)を出産された場所。

「無戸室」は、夫の天孫ニニギノミコトから“一夜の契(ちぎり)で身ごもった”ことを疑われた妻コノハナサクヤヒメが、自分の身の潔白を証明するために、戸の無い産屋『無戸室(うつむろ)』に入り、炎の中で3人の皇子を生んだと伝えられているものです。コノハナサクヤヒメは、赤々と燃え盛る炎の中で長男ホデリノミコト(火照命:海佐知毗古)、炎の勢いが小さくなった時に二男ホスセリノミコト(火須勢理命)、炎が小さく遠のいていく時に三男ホオリノミコト(火遠理命:山佐知毗古)の三人の皇子を無事出産しました。
ホオリノミコトは日向三代の一人で初代神武天皇の祖父にあたり、アマツヒダカヒコホホホデミノミコト(天津日高彦火火出見命)やヒコホホデミノミコト(彦火火出見命)ともいわれ、妻のトヨタマヒメ(豊玉姫命)とともに宮崎市の青島神社の御祭神となっています。

(参考)日向三代(ひゅうがさんだい)
ニニギノミコト⇒ホオリノミコト⇒ウガヤフキアエズノミコト(⇒神武天皇)

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所在地 西都市大字三宅
駐車場

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